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尾田栄一郎『ONE PIECE 68』(集英社)はパンクハザード編の続きである。『ONE PIECE 68』は大人気のエンタメ作品であるが、実は社会性にも富んでいる。空島編はパレスチナ問題を連想させる。魚人島編では人種差別がテーマになっている(林田力「『ONE PIECE』第65巻、排外主義者の思想に迫る」リアルライブ2012年2月9 日)。

『ONE PIECE 68』では依存性薬物(ドラッグ)の恐ろしさが描かれる。現実社会では脱法ハーブの健康被害が社会問題になっている。脱法ハーブ蔓延という社会悪に警鐘を鳴らす作品になった。『ONE PIECE』ではキャンディが依存性薬物になっている。これもファッション感覚でドラッグを吸引する風潮への警鐘になる。
http://hayariki.net/7/46.htm
『ONE PIECE 68』ではナミの正義感が見られる。泥棒猫の異名を持ち、金銭が大好きというエコノミックアニマルなナミであったが、ここでは薬物依存の子ども達を救おうと奮闘する。依存性薬物への怒りは本物の人間に共通する感情である。
http://hayariki.x10.mx/mccmccmcc3.html
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和月伸宏『るろうに剣心─特筆版─ 上巻』は往年の人気漫画『るろうに剣心』の新作である。『るろうに剣心』は幕末動乱の京都で最強と謳われた人斬り・緋村抜刀斎(剣心)を主人公とした作品である。舞台は明治十一年である。『特筆版─ 上巻』にはセルフリメイク作品『るろうに剣心─キネマ版─』と物語が始まる前を描いた『るろうに剣心─明治剣客浪漫譚─第零幕』を収録する。
http://www.hayariki.net/7/30.htm
キネマ版は原作のパラレルワールド作品である。物語を凝縮したために主要キャラが次々と登場する。相楽左之助が最初から二重の極みをマスターしており、剣心との対決で赤報隊の逸話が登場しないなど、原作よりも表面的である。これはキネマ版がダメということではなく、別バージョンとして楽しめばいい。むしろ原作の奥深さを再確認させられるものである。
http://www.facebook.com/riki.hayashida

一方で武田観柳が封建社会の特権階級であった武士を憎み、四民平等の世の中で商才を発揮できた人物として描かれる。また、『第零幕』では横浜外国人居留地を描くなど明治という時代描写が深まっている。(林田力)
古味直志『ニセコイ』は『週刊少年ジャンプ』に連載中のラブコメである。『週刊少年ジャンプ』と言えばバトル漫画や冒険漫画が中心を占めるが、いつの頃からか恋愛物の比重が大きくなった。麻生周一『超能力者斉木楠雄のΨ難』で「最近はどこも恋愛一色だな」と揶揄されるほどである。

その中でも『ニセコイ』は安定感がある。『ニセコイ』は偽の恋という意味である。各話のタイトルも原則としてカタカナ4文字で統一され、物語の世界観を盛り上げている。

対外的にはカップルを演じなければならなくなった一条楽と桐崎千棘のドタバタを描く。形式的にカップルを演じているつもりが、実は互いに惹かれ合うという恋愛ドラマでも定番の展開である。楽は同級生の小野寺小咲とも実は相思相愛の関係で、どちらと結ばれるのか三角関係で盛り上げる。
http://www.hayariki.net/5/10.htm
さらに10年前の錠と約束という大きな謎がストーリーを骨太にしている。また、ヤクザとギャングの子どもという現実離れした設定がコメディに磨きをかけている。(林田力)
加藤和恵『青の祓魔師』(集英社、ジャンプコミックス)はサタンの息子でありながら、サタンを倒すために祓魔師(エクソシスト)を目指す奥村燐を主人公としたダーク・ファンタジーである。「青のエクソシスト」と発音し、略称は「青エク」である。『ジャンプスクエア』(集英社)2009年5月号から連載を開始した。2011年にテレビアニメ化され、映画化も発表された。

『青の祓魔師 8』は不浄王の復活をめぐる長編の後編である。京都の街を飲み込みかねない不浄王の胞子によって同時並行的にバトルが展開される。主人公側のキャラクターの各々が自分の弱さを戦いながら悪魔と戦っている。単に敵を倒すという展開ではなく、キャラクターの内面描写を丁寧に描く。しかも、主人公だけでなく、多くのキャラクターの内面を描いている。

中でも主人公の双子の弟・奥村雪男の精神的な葛藤が見所である。雪男は眼鏡をかけた優等生タイプという典型的な地味キャラ風であるが、黒子によってキャラ立ちしているユニークな存在である。この点は空知英秋『銀魂』の金魂編でも志村新八との比較で指摘された。この雪男は悪魔落ちした藤堂三郎太から誘惑される。そこで兄に対して複雑な感情を抱いていることが明らかになった。(林田力)
http://hayariki.jakou.com/5/faqindex.htm
大場つぐみ・小畑健『バクマン。 18』は大きく亜城木夢叶と新妻エイジの対決と、平丸一也と蒼樹紅のエピソードの二つの内容が盛り込まれる。前半の漫画対決は邪道の漫画家の王道作品と王道の漫画家の邪道作品というコントラストが効いている。満を持して連載を開始した『RIVERSI』であったが、同じく連載を開始した『ZOMBIE☆GUN』との対決の中で思わぬ弱点が露呈する。

『RIVERSI』の弱点は『バクマン。』の作者の前作品である『DEATH NOTE』に該当する内容である。ヒットした自己の作品を貶めているようにも聞こえるが、それも過去の作品に対する深い愛着があればこその話である。過去の作品への愛着がなければ深い分析はできない。過去の作品の上に現在が成り立っている。

後半は、ほのぼのしたパートである。平丸は当初、印象の薄い暗いキャラクターであったが、今ではギャグパートを代表するキャラクターに成長した。これもキャラクターを使い捨てにせず、積み重ねを大事にしている結果である。作中に登場した創作技法である「一話完結じゃない一話完結」を作品自身が実践している。(林田力)
http://www.hayariki.net/5/22.htm
岸本斉史『NARUTO―ナルト―』は週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画の単行本である。木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く。ナルトの夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を超える忍者になることである。偉大な師あり、修行ありの少年漫画の王道を進む作品である。

岸本斉史『NARUTO―ナルト― 59』(集英社、2011年2月3日発売)は忍連合と暁が激突する忍界大戦の続きである。先代水影と我愛羅の戦いで幕を開ける。先代水影に絶対防御を破られた我愛羅。オオノキとの連係で攻め返すが、水影の忍術・蒸危暴威で追いこまれる。分身を各戦場に拡散していたナルトの本体は遂にマダラに迫る。

圧巻は五影の勢揃いである。保守的な考えを代表していた土影オオノキの改心と覚悟が見所である。忍界大戦では五大国の忍者が連合して戦うために新キャラクターが続々と登場する。敵側も死者を操る術を使うために過去の英雄が次々と登場する。

これは物語の構成としては難しいところがある。読者に馴染みのないキャラクター同士が並行して戦いを展開するからである。読者が飽きるグダグタの展開に陥りがちである。それでもナルトはキャラクターとストーリーを巧みに絡ませて、読者を惹き込んでいる。オオノキの若い頃のマダラとのエピソードが印象的であった。

『NARUTO―ナルト― 60』(集英社、2012年)はナルトとビー、仮面の男と尾獣の戦いがメインである。表紙に描かれているように尾獣が勢揃いする。尾獣に名前を教えられるナルトと、名前もないという敵が対比的に描かれる。一般に敵の名前を明かさないという設定は敵の底知れなさを演出する効果がある。それに加えて『NARUTO』では名前で呼ぶことで絆を示し、名前がない敵とすることで悪の属性を強めている。

名前を呼ぶことは重要な要素である。東急不動産だまし売り裁判では東急リバブルがマンション購入者・林田力の名前を間違って呼んでいた事実が立証された(甲第44号証、甲第58号証「原告陳述書(三)」)。不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした東急リバブル東急不動産は批判されるが、消費者の名前を間違えるところにも不誠実な体質が現れている。その名前の持つ力を『NARUTO』も描いている。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/5/17.htm
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