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テレビ東京系列で放映中のテレビアニメ「BLEACH」(ブリーチ)は2008年9月17日放送の第188話「決闘!天貝VS一護」で主人公・黒崎一護(くろさきいちご)が天貝繍助(あまがいしゅうすけ)と戦った。
BLEACHは週刊少年ジャンプで連載中のマンガが原作である。2008年4月23日放送の第168話から原作とは異なるアニメ・オリジナルストーリー「新隊長天貝繍助篇」を放送している。
「新隊長天貝繍助篇」はアニメのオリジナルキャラクターである天貝繍助が護廷十三隊の三番隊隊長に新たに就任するところから始まる。護廷十三隊は死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)を守護する組織で、三番隊隊長は前隊長の市丸ギンの出奔後は空席となっていた。
ところが「新隊長天貝繍助篇」と銘打つものの、肝心の天貝繍助の登場は必ずしも多くなく、物語の前半は主人公達との接点さえ存在していなかった。これに対し、別のアニメ・オリジナルキャラクターである霞大路瑠璃千代の方が主人公と絡んでおり、「新隊長天貝繍助篇」と名付けた意義が理解できないほどであった。
その後、第182話「天貝の実力、斬魄刀解放!」において一護と天貝は出会い、行動を共にすることになる。話の分かる善玉として描かれてきた天貝であったが、実は霞大路家に対する陰謀の黒幕であった。全ては抹殺された父の仇を取るための天貝による山本元柳斎への復讐計画であった。
三番隊第3席で獏爻刀(ばっこうとう)により死神の頂点に立とうとした貴船理や、霞大路家を乗っ取ろうとした雲井尭覚では実力的にも動機の面でもラスボスとしての重みに欠ける。天貝が黒幕という展開は視聴者として良い意味で欺かれた。
ここにおいてタイトルが「新隊長天貝繍助篇」であるのも明確になる。過去には「バウント編」というアニメのオリジナルストーリーが放送された。これはバウントと呼ばれる特殊な種族と戦う物語であった。それを踏まえるならば「新隊長天貝繍助篇」も天貝繍助が最後の敵となる点で命名は一貫している。
善良そうな隊長が実は黒幕であったという展開は原作の藍染惣右介と同じである。こちらは殺されたと見せかけた人物が実は生きていて黒幕であった。その点で原作の方が意外性は高い。
また、死神への遺恨を動機とする点も、バウント編の一之瀬真樹と類似する。慕っていた先代の十一番隊隊長を更木剣八に殺されたことが一之瀬の背景にある。但し、一之瀬の恨みは剣八に向かわず、狩矢神に忠誠を誓う歪んだ形をとった。最後には剣八と直接戦うことで剣八にも認められることになる。
これに対し、天貝は父親を殺した元柳斎への復讐で一貫している。剣八が先代の十一番隊隊長を倒したのは護廷十三隊のルールに則ったものである。これに対して、天貝の説明を前提とする限り、不正の口止めのために父親は殺された。天貝が復讐心を抱くこと自体は共感できる。
しかし、一護は「隊長になるだけの力があるのに、何故、その力を復讐に使うのか」と復讐の無意味さを説く。ここには良くも悪くも少年マンガの主人公らしい前向きな発想がある。天貝は復讐こそが強さの根源と主張し、相容れない二人は激突する。
一方、不正の口止めで父親が殺されたということは天貝が主張しているに過ぎない。殺したとされる元柳斎は未だ事情を説明していない。不正を隠蔽する殺人者として元柳斎を描くことは、原作との整合性から無理がある。
そのため、最後には天貝の父親が死なざるを得なかった事情が語られるのではないか。そうなると天貝の恨みは理由のない的外れなものになる。「新隊長天貝繍助篇」が復讐は何も生み出さない無意味なものとする論理を勝たせるのか、実は間違った復讐であったという帰結になるのか、興味深いところである。
「BLEACH」は次回放送の10月7日から火曜日夜6時からに放送時間が変更される。「新隊長天貝繍助篇」が、どのような形で幕を下ろすのかにも注目したい。
http://hayariki.zero-yen.com/bleach.htm
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